あらすじ
「BLAME!」は、無限に広がる巨大な階層都市を舞台に、人類の存亡をかけた戦いを描くSFアクション作品である。 遠い未来、人類の文明は究極のネットワーク社会「ネットスフィア」へと到達していた。しかし、過去に発生した「感染」と呼ばれる災厄により、都市の自動化システムは暴走し、制御不能に陥る。その結果、多層構造の巨大都市は際限なく自己増殖を続け、どこまでも広がり続けていた。人類は都市の制御権を完全に失い、都市の防衛システムである「セーフガード」によって、システムにとっての異物と見なされ、排除される存在となっていた。セーフガードは、都市の秩序を維持するためと称し、人類を無慈悲に狩り続けていたのだ。 都市の片隅に存在する小さな集落「エレクトロ・フィッシャー」は、セーフガードの絶え間ない脅威と深刻な食糧不足に直面し、滅亡の危機に瀕していた。集落の少女ズルは、仲間たちのために食糧を探しに出かけるが、監視塔に感知されたことで、セーフガードの群れを呼び寄せてしまう。仲間が次々と命を落とし、全ての脱出路が閉ざされたその時、彼女を救ったのは、世界の秩序を取り戻す鍵となる「ネット端末遺伝子」を探し求める放浪者、キリーの突然の出現だった。キリーは、この狂った都市を正常に戻す唯一の希望を求め、孤独な旅を続けていた。