あらすじ
宇宙旅行が一般化した時代、広大な宇宙には生命や希望が失われる危険な領域、ブラックホールが広がる。あらゆる物質や光さえも飲み込み消滅させるため、勇敢な冒険家でさえその危険に近づこうとしなかった。しかしある日、全身を赤い服で包んだ謎の男が全宇宙に衝撃的な宣言を発する。「ブラックホールの奥深くには、宝石と黄金の川、そして虹色の空に満ちた神秘の地「虹の海」が存在し、そこにたどり着いた者はあらゆる願いを叶えられるという。」この宣言は全宇宙に大きな熱狂を巻き起こし、多くの人々が赤い服の男を追ってブラックホールへと向かった。しかし、彼らが戻ることは二度となかった。赤い服の男と共に消息を絶った冒険者たちは「赤鬼」の子孫と呼ばれ、虹の海は史上最大の虚言として人々の間で語り継がれるようになる。 それから10年後、地球で育った少年マイダンは、父マイリンとの約束を胸に、伝説の虹の海を探す旅に出ることを決意する。父から託された「虹の石」の力により、マイダンは、料理の技術を戦闘に応用する特殊な能力を身につける。彼はまず、悪の組織「銀河眼」が地球に設置した飛行禁止施設を破壊することから旅を始める。旅の途中、マイダンは自らを王と称する風変わりな旅人、ウサギのグドンと出会い、彼と共に冒険の道を歩むことになる。