あらすじ
実験アニメーション作品「TATAMP」は、アニメーション作家である水江未来が、自身の最新作として独自の「細胞アニメーション」手法を駆使し、音楽と動きの実験的な試みを行っている。この「細胞アニメーション」とは、従来のアニメーション技法とは一線を画す、水江独自の表現手法を指す。紙に手描きで彩色された素材をスキャンし、コンピュータで編集することで、他に類を見ない独特の視覚効果を生み出す。作品名が示唆するように、水江が描写する生物たちは、アメーバのような微小な有機生命体を想起させる。まるで顕微鏡を通して生命の根源を覗き込んだかのような、独特のミクロな世界観が展開される作品である。