2026年4月21日(火)
カルマ

カルマ

Karma
★ 4.3 (177件) 完結
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あらすじ

「カルマ」は、相原が1977年に制作した実験的な短編映画である。本作は水の流れを中心的なモチーフとし、手描きの映像が青いフィルターを通して16mmフィルムで撮影されたような視覚効果を持つ。画面にはまず雪の結晶のように現れては消える小さな斑点が映し出され、これらが徐々に拡大してきらめく泡へと凝縮し、最終的には透明な面を流れ落ちる小川へと変化していく。この抽象的な映像表現を通して、相原は流動性と変化の感覚を喚起し、絶えず移り変わる存在の本質について深く考察することを促す。映画のミニマリストな美学と示唆に富むイメージは、観る者に瞑想的な体験をもたらし、生命の周期的なパターンや物事の相互のつながりについて思索を促す作品となっている。

スタッフ