あらすじ
「キスまで, あと1秒.」は、幼なじみとの関係性の変化を描く青春物語である。主人公の立夏は、いつも幼なじみのイズルに振り回されていた。文化祭の劇で脚本を担当することになった立夏は、イズルが王子役を演じることを知り、彼を避けていたかった。しかし、運命のいたずらか、公演当日、姫役の女優が病気で倒れ、立夏が急遽代役を務めることになる。劇のクライマックスであるキスシーンを前に、立夏は憂鬱な気持ちを抱く。演技上のキスのはずだったが、その瞬間、二人の唇が触れ合う。イズルであると分かっていながらも、立夏は彼の王子としての姿に戸惑いを隠せない。そして、長年幼なじみとして接してきた彼が、実は魅力的な存在かもしれないと気づき、それまで抱いたことのない感情が芽生え始める。