あらすじ
短編アニメーション映画「おいらの非常時」は、平和なカエルの国が、突如として鬼の国からの侵略を受ける物語を描く。本作は、当時の日本が中国との戦争の危機に瀕していた時代背景の中で、国民の危機意識を高めることを目的として制作されたプロパガンダアニメである。 カエルの国と鬼の国という寓話的な設定を通して、迫りくる外敵の脅威と、それに対する国民の団結の必要性を訴えかける内容となっている。作品が公開された翌年には日中戦争へと突入することになり、当時の社会情勢を色濃く反映した作品として、歴史的資料としても価値を持つ。