あらすじ
ラグビーにおいて、最も困難でありながらも最大の得点機会となるのが「トライ」である。相手陣のゴールエリアでボールをグラウンディングし、接触を保つことで、選手は高得点だけでなく、コンバージョンキックのチャンスも得る。かつてラグビー選手だった遥馬理久は、ある日、学校の弱小チームが練習している光景を目にする。その姿は、彼の心に眠っていたラグビーへの情熱を再び呼び覚ます。理久は狩矢アキラのような強力な選手に比べて体力面では劣るものの、彼が持つ豊富な経験と戦術眼は非常に貴重であった。彼が何気なく与えたアドバイスが、瞬く間にチームのプレー改善に繋がると、理久はチームに本当に必要なのはリーダーシップであると確信する。彼は力任せではなく、戦略的な洞察力とラグビーへの深い理解をもってチームを導き、彼らの潜在能力を最大限に引き出し、勝利へと導くことを目指す。