あらすじ
かもめ学園には、古くから伝わる七不思議と呼ばれる怪談が数多く存在する。中でも特に有名なのは、旧校舎3階の女子トイレに現れる「トイレの花子さん」の噂だ。彼女を呼び出すと、どんな願いでも叶えてくれるという。恋愛成就を願うオカルト好きの女子高生、八尋寧々は、その噂の真偽を確かめるため、おそるおそるトイレの扉を開ける。 しかし、そこで出会った花子さんは、寧々の想像とは全く異なる存在だった。花子さんは可愛らしい女の子ではなく、いたずら好きで少し意地悪な男の子だったのだ。学校に縛られ、人間と怪異の均衡を保つ役割を担う花子くんは、寧々を自身の助手として巻き込む。こうして寧々は、学園に潜む怪異と謎、そして予期せぬロマンスが織りなす不思議な世界へと足を踏み入れることになる。