あらすじ
古川日出男の小説「平家物語 犬王の巻」を原作とするミュージカルファンタジーアニメ映画「犬王」は、14世紀の日本を舞台に、伝説的なアーティストたちの物語を描く。犬王は、その身に独特な身体的特徴を持って生まれてくる。両親は、顔のマスクを含め、彼の体の隅々を衣服で覆い隠すことで、その姿を隠そうとする。ある日、犬王は琵琶奏者である盲目の少年、友魚(ともな)と出会う。友魚が歌い演奏し始めると、犬王は自身が信じられないほどのダンスの才能を秘めていることに気づき、驚きを隠せない。二人は互いにとってかけがえのない存在となり、その才能を観客と共有し始める。彼らのパフォーマンスは瞬く間に評判を呼び、多くの観客を魅了していく。しかし、友魚が盲目である理由、そして犬王があのような姿で生まれた理由には、それぞれ深い背景が存在する。これは、運命に逆らい、自らの才能と表現力で時代を切り開いた二人の物語であり、壮大な音楽とダンスのシーケンスを特徴とするロックオペレッタ形式のアニメ映画である。