あらすじ
「波よ聞いてくれ」は、札幌を舞台に、ひょんなことからラジオパーソナリティとしてデビューすることになった女性の日常と奮闘を描くコメディドラマ作品である。主人公の鼓田ミナレは、酒に酔った夜、元恋人の愚痴をこぼすために立ち寄った飲食店で、たまたま居合わせたラジオ局のディレクターに自身の身の上話を語ってしまう。翌朝、ミナレはラジオから自分の声が流れてくるのを耳にし、前夜の会話が無断で放送されたことに衝撃を受ける。事の真相を確かめるためラジオ局へ乗り込んだ彼女は、その場で生放送への出演を打診され、自身の波乱に満ちた人生を聴衆と共有することになる。ミナレは、ラジオの世界で新たな自分を見出し、混沌とした日常を切り開いていく。彼女の破天荒な言動が、ラジオを通して多くの人々に影響を与え、やがて彼女自身の人生にも変化をもたらしていく。