あらすじ
シェイクスピアの古典劇を大胆に翻案したファンタジーロマンス『ロミオ × ジュリエット』は、対立する二つの家系に生まれた男女の悲劇的な愛と運命を描く。浮遊大陸ネオ・ヴェローナでは、モンタギュー家が権力を掌握し、キャピュレット家のほとんどの者を虐殺した。キャピュレット卿の娘、ジュリエット・フィアンマータ・アスト・キャピュレットだけが生き残る。14年後、ジュリエットはキャピュレット家の忠実な家臣たちと共に身を隠し、モンタギュー家の鉄の支配から逃れて暮らしていた。彼女は男装の麗人「オーディン」として、また街の英雄「赤い旋風」として、密かに活動していた。 ある日、ジュリエットはいつものように街を駆け巡る中で、暴君モンタギューの優しい息子、ロミオ・カンドレーバント・モンタギューと出会う。この運命的な出会いが、二人の悲劇的な愛の物語の幕を開ける。二人は互いの身分を知らぬまま強く惹かれ合うが、やがて家族間の深い争いに巻き込まれていく。シェイクスピアの悲劇に登場する「星の巡り合わせの恋人たち」のように、二人の運命は無慈悲にも翻弄されていく。