あらすじ
「戦国妖狐」の第二部と第三部にあたる「千魔混沌」編を映像化した作品である。山戸迅火と夜禅の対決がもたらした混沌とした余波は、妖力を持つ片輪衆と人間との間の力関係を大きく変えた。夜禅が率いた片輪衆狩りの僧侶集団「断崖衆」の没落が国中に広まると、無法者の片輪衆グループが台頭し始め、彼らと人間との間の既に不安定な関係はさらに悪化の一途を辿る。 自身の能力に自信を失った兵頭真介は、かつての敵である千夜と共に酒浸りの日々を送っていた。千夜は体内に千の片輪衆を宿し、それを操る存在だ。ある時、暴走した土地神の奇襲により、千夜は新たに友人となった月湖の父親を間接的に死なせてしまう。しかし、月湖は千夜を恨むことなく、何があっても真介の弟子になることを決意する。真介は月湖の剣の師となることを拒否するものの、しぶしぶ彼女を自分と千夜の旅に同行させることに同意する。この異色のトリオが次の目的地へ向かう一方、タマ妖狐は世界を滅ぼす力を持つ九尾の狐、迅火の足跡を探す旅を続けていた。