あらすじ
「ペリーヌ物語」は、19世紀末のヨーロッパを舞台に、少女ペリーヌが困難な旅を通して成長していく姿を描く。ペリーヌは、インド人の母親とフランス人の父親と共に、ボスニアの小さな村で暮らしていた。しかし、最愛の父親が病で他界してしまう。残された母親は、生前の父親が故郷フランスで営んでいた工場を訪ねることを決意する。ボスニアからフランスまでの道のりは1,000キロメートルを超える長大な旅であり、途方もない困難が予想された。しかし、ペリーヌと母親は、道中の町で人々の写真を撮り、それを売って旅費を稼ぐという計画を立てていた。丈夫なロバのパリカールと忠実な犬のバロンを連れ、二人は希望を胸にフランスへと旅立つ。しかし、その道中には想像を絶する苦難が待ち受けていた。親切な人々に助けられることもあれば、荒涼とした不毛の地をさまよい、飢えや病に苦しむこともあった。ペリーヌと母親は、果たして無事にフランスへたどり着き、新たな生活を始めることができるのだろうか。