あらすじ
宇宙を舞台にしたSF戦記物語の続編。急速に拡大するベバウス兄弟の艦隊は、新たに征服した領土において大使が不足している状況に直面していた。その中で、ラフィールはロブナスIIの領土大使に任命されることになった。 ジントとラフィールがロブナスIIに到着すると、そこがかつて人類統合体が刑務所惑星として利用していた場所であり、現在も100万人の囚人が一つの島に閉じ込められていることを知る。囚人たちは3つの区域に分けられており、西側区域には女性、東側区域には男性が収容され、中央の混合区域には居住者全員が不妊手術を受けるという条件が課されていた。西側区域の女性たちは、男性への恐怖心からこの惑星からの脱出を強く望んでいた。彼女たちの移住計画は、東側区域の男性たちの反乱を引き起こす。男性たちは警備兵を制圧し、女性たちの出国を阻止しようとジントを捕らえた。その頃、敵艦隊が星系に接近しており、ラフィールは苦渋の決断を迫られる。アブ帝国の防衛を優先してジントを見捨てるか、あるいは自国民の安全を危険に晒してでもジントを救出するか、という選択であった。