あらすじ
「地球が動いた日」は、阪神・淡路大震災を題材に、少年が災害を通して成長する姿を描く社会派ドラマである。1995年1月16日、塩風小学校に通う少年、高橋剛は、何よりも良い成績を収めることに執着するあまり、周囲への配慮を欠くことが多かった。彼のクラスメイトである美穂は、剛がもっと周りの人々を大切にすることを願っていた。また、剛の家の近くには、病弱で寝たきりのクラスメイト、和也が暮らしている。しかし、翌日の1月17日、未曾有の災害が神戸を襲う。阪神・淡路大震災が発生し、6000人以上の命が奪われ、30万人以上が家を失う事態となった。この地震はマグニチュード6.9を記録し、1923年の関東大震災以来、日本を襲った最大規模の地震の一つであった。震災後、剛の価値観は大きく変化していく。友人の死に直面し、個人的な喪失に苦しむ別の友人を支える中で、剛は周囲の苦しみに目を向けざるを得なくなる。そして、多くの人々の悲しみや困難に触れることで、彼は人間として大きな成長を遂げる。