あらすじ
死後の世界にも、生前の行いを裁き、魂を管理する機関が存在する。冥府の機関「十王庁」に所属する死神・都筑麻斗は、楽天的ながらもどこか抜けている26歳。彼の仕事は、現世に未練を残す死者の魂を冥府へと導き、それぞれの領域に留まらせることだ。70年以上も死神を務めているにもかかわらず、彼は常に厄介な事件ばかりが回ってくる悪条件の部署に配属されている。死神は二人一組で行動するのが常だが、都筑はこれまでなかなかパートナーが定着しなかった。しかし、新たに彼の相棒となったのは、16歳にして優秀だが、口が悪く、どこか心を閉ざした少年・黒崎密だった。都筑と密は、次々と発生する怪奇事件の調査を進める中で、不気味な連続殺人犯である医師・村木和隆の存在にたどり着く。共に事件を解決していくうちに、二人の間には徐々に絆が芽生えていく。しかし、都筑の過去には、彼を苦しめ続ける深い闇が隠されていた。