あらすじ
「楳図かずおの呪い」は、超常現象に安易に手を出した人々が直面する恐怖と災厄を描いたオムニバス形式のホラー作品である。この作品は、「超自然的なものをもてあそぶな」という警告をテーマに、二つの異なる物語を展開する。 第一の物語では、正美のクラスに転校してきた華やかな少女リマを巡る恐怖が描かれる。クラスの男子がリマに夢中になる一方で、正美は彼女に強い嫉妬と同時に、言い知れぬ恐怖を抱く。正美は毎晩、恐ろしい存在に襲われる悪夢にうなされ、朝には体に謎の傷跡を見つけるようになる。彼女は友人に協力を求め、リマに関する不審な証拠を集めようとする。しかし、明らかになる真実は、想像を絶するほど恐ろしいものであった。 第二の物語は、内気なミコと社交的な友人である菜々子の夏休みの出来事を追う。退屈なホラー映画鑑賞だけでは満足できなくなった菜々子は、町の外れに立つ、幽霊が出ると噂される廃屋に興味を抱く。他の友人二人も巻き込み、乗り気でないミコを連れて、菜々子は廃屋へと足を踏み入れる。屋敷に入った途端、次々と不可解で恐ろしい現象が起こり始める。彼女たちは、命と正気を保ったまま、この呪われた屋敷から生きて脱出できるのかが問われる。