あらすじ
麻葉麗子は26歳の既婚女性である。しかし、彼女が「アグネス」という名の魔法少女であり、自身が住む町の守護者であるという事実は、ごく一部の人間しか知らなかった。ある日、麗子は紅小夜香、通称「クルージェ」と出会う。クルージェは魔法界からアグネスの後継者として任命された別の魔法少女だった。しかし、アグネスはクルージェがその町とそこに住む人々を消し去り、新たな場所を創造する命令を受けていることを知っており、後継者の座を譲ることをためらう。さらに麗子は、夫である保との間に生じた距離感や、自宅に住むことになった若い男性・加倉巽への募る想いに悩まされていた。また、普通の人間とキスをすれば、自身の魔法の力を永遠に失ってしまうという制約も抱えていた。