あらすじ
『傷物語〈Ⅰ鉄血篇〉』は、西尾維新によるライトノベル『物語シリーズ』のファーストシーズンを構成する劇場アニメ作品である。原作小説『傷物語』の「暦ヴァンプ」編を映像化し、主人公・阿良々木暦が吸血鬼となる始まりの物語を描く。 春休みのある日、直江津高校の二年生である阿良々木暦は、クラス委員長の羽川翼と交流を深める。羽川は最近町で目撃される「金髪の吸血鬼」の噂について語る。人付き合いを苦手とする暦だが、羽川の地に足の着いた人柄に好感を抱く。 その夜、暦は噂の吸血鬼、キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードと遭遇する。彼女は「鉄血にして熱血にして冷血の吸血鬼」の異名を持つ存在だが、手足を失い、血だまりの中で瀕死の状態にあった。キスショットは暦に自身の血を与えるよう懇願し、暦がそれに応じた瞬間、彼は吸血鬼の眷属として生まれ変わってしまう。突如として変貌した自身の運命に困惑する暦に、キスショットは静かに「闇の世界へようこそ...」と告げる。