あらすじ
小野寺律は、父親が経営する出版社を辞め、丸川書店に転職したばかりの編集者である。しかし、配属されたのは彼が憧れていた純文学とはかけ離れた少女漫画編集部であり、律は戸惑いを隠せない。そんな中、彼は編集長の高野政宗と出会う。二人の出会いは最悪なもので、高野から突然キスをされた律は混乱を覚える。 しかし、徐々に明らかになる過去の出来事から、二人の間には深い繋がりがあることが判明する。高野は、律が高校時代に密かに想いを寄せていた先輩、嵯峨政宗その人だったのだ。律は、当時自分の気持ちを一方的に告白し、振られたと思い込んでいた。再会を果たした二人は、過去の感情と向き合いながら、当時の真実と現在の関係性を探っていくことになる。