あらすじ
『しらんぷり』は、いじめという普遍的なテーマを通して、傍観者の心理と葛藤を描く短編アニメーション作品である。主人公は、クラスメイトのドンちゃんがヤラガセにいじめられている場面を度々目撃する。そのたびに、自分はどうすべきかという問いが頭をよぎる。いじめられているドンちゃんを助けたいという正義感と、もし介入すれば今度は自分が標的になるかもしれないという恐怖の間で、主人公は深く葛藤する。傍観者でいることの責任、そして行動を起こすことの勇気について、主人公は向き合うことになる。 本作は、「2011年度若手アニメーター育成プロジェクト」の一環として制作された。このプロジェクトは、日本のアニメ業界における若手アニメーターの育成を目的としており、文化庁からの資金援助を受けていた。選ばれた4つのアニメ作品の一つとして、それぞれ3800万円の資金提供を受けて制作された意欲作である。