あらすじ
黒と金の開かない鍵。は、引きこもりの少女が様々な男性たちとの出会いを通して成長していく恋愛ドラマである。主人公の片桐奏は、自室に引きこもって過ごす日々を送る少女だ。彼女の特技は、様々な突飛な妄想へと繋がる豊かな想像力。ある夜、奏の夢に奇妙なカウボーイが現れ、自分が彼女の心のヒーローだと語りかける。彼の言葉に励まされた奏は、翌日、意を決して髪を切りに行くことにする。 そこで彼女は公園で髪を切ってくれる謎の男と出会い、彼から学校生活を再開する勇気をもらう。髪を切った直後、奏はかつての同級生である須藤雪雄に声をかけられる。奏は昔彼に好意を抱いており、雪雄も彼女との再会を喜んだ。奏は血の繋がらない兄、園村郁斗と暮らしているが、郁斗の忠告にもかかわらず、奏は翌日、髪を切ってくれた謎の男を探しに公園へ向かう。彼は蓮井智臣と名乗り、近くに「アザレア」というサロンを経営するプロの美容師だと明かす。また、奏が長い間学校を休んでいたため、担任の今野千尋は彼女の勉強を手伝うことを申し出る。これらの男性たちとの出会いが、奏の閉ざされた世界を少しずつ変えていく。