あらすじ
恋のふくらみは、複数の短編を収録したオムニバス形式の作品集である。 「当て馬の恋」では、気弱な武藤と男勝りな凛香が、それぞれ片思いの相手の恋を応援する中で、予期せぬ一夜を共にし、関係が変化していく様子を描く。「ぎゃるばす・あれるぎー!」は、異種族が共存する世界で、風紀委員の八雲がサキュバスのエルルに翻弄され、調教されていく物語である。「もいちど奏でて、ルースター」では、養鶏場を営む繭のもとに、かつてバンドの夢を追って去った元彼が戻り、二人の間に再び情熱が燃え上がる。「虹が咲かなくても」は、引きこもりの大学生・雨森と、彼を気にかける後輩・鈴音の関係を描く。鈴音の訪問をきっかけに雨森は童貞を卒業するが、鈴音の真の目的は謎に包まれている。