期待の新人作家、小川しらすが描く短編集。十代の少年少女たちが抱える心の飢えや孤独、憧れを、誠実さとユーモアを交えて表現する。教室や家庭といった日常から一歩踏み出した彼らが、出会いを通じて成長していく姿を描いた、切なくも温かい物語である。