あらすじ
『一緒にいてほしい。ただそう言いたかった。』は、母親の死が原因で愛を恐れる少女ミネレッリが、人生でただ一度の恋と出会い、閉ざされた心を開いていく物語である。ミネレッリの母親は愛に生き、愛に狂い、そして愛のために自らの命を捧げた。そのため「氷の貴婦人」と呼ばれるミネレッリは、溺愛される異母姉と比較されながら育ち、報われない愛のために幼い自分を残して命を絶った母親の姿を見てきた。その結果、彼女は母親と同じように愛に狂い、命を落とすことを恐れている。しかし、カクトスの温かさと優しさが、彼女の閉ざされた心に触れ、新たな感情が芽生え始める。