あらすじ
転生者ヴィクターは、毒を無効化するだけの役立たずのスキル[毒無効]を授かる。優れたスキルを期待していた父親や、[剣聖]のスキルを得た弟によって、彼は生まれた貴族の家から追放されてしまう。無能な父親の操り人形になるよりはましだと考えていたヴィクターだが、森で魔物に襲われ崖から転落し、絶体絶命の状況に陥る。最後の望みをかけて、彼は猛毒を持つとされる魔物の肉を食べたところ、「スキルを獲得しました!」という声が響く。なんと、役立たずと思われたスキル[毒無効]は、魔物の肉を食べるたびに新たなスキルを獲得できるチート能力だったのだ。一人一つのスキルしか持てないという世界の常識から解き放たれたヴィクターは、肉を食べるほどに強くなり、誰にも到達できないほどの力を手に入れていく。