あらすじ
昭和初期、北国地方の山間にある「猫町」と呼ばれる町は、残忍な猫の連続殺害事件によって恐怖に包まれていた。この不穏な状況の中、町の片隅で細々と探偵事務所を営むソマリ・マヨイジのもとに、奇妙な依頼が持ち込まれる。依頼人は、猫町警察署捜査一課の雨宮翔太、旅館「青い猫亭」に滞在する詩人の朔太郎、そして不審な猫のタツイシ・リーという個性的な面々だった。持ち前の運動神経と強い正義感だけを武器とする探偵ソマリは、この不可解な事件の真相に迫ることができるのか、そして猫町に平和を取り戻せるのかが描かれる。