少女たちの繊細な感情の揺れ動きが、切なくも官能的な世界観を生み出す短編集である。微細な指先の震えから立ち上る甘酸っぱい情感が、静かで魅惑的な熱を帯びて読者を包み込む。少女たちの秘められた魅力を描いた作品である。