あらすじ
五十嵐すずは、女性向けエロティックロマンス漫画を描く25歳の漫画家である。彼女の創作意欲を掻き立てるのは、お気に入りのゲームキャラクターである白馬の王子様タイプの「トーマ卿」だ。しかし、恋愛経験が皆無なため、エロティックな場面の描写に苦戦し、次の作品の契約も危うい状況に陥っていた。そんなある日、すずは道端で倒れている青年と出会う。その青年はトーマ卿に瓜二つだった。理想の男性の出現に、すずは彼に漫画のモデルを依頼する。青年は住む場所の提供と、自分の過去を探らないことを条件に、すずの申し出を受け入れ、「トーマ」と名乗って同居生活が始まる。そして、トーマはすずのファーストキスを奪い、物語は急展開を見せる。崖っぷちの漫画家と、ゲームの推しキャラにそっくりな謎多き青年が、一つ屋根の下で繰り広げる胸キュンロマンスである。