あらすじ
「大魔導士は英雄になりたくない」は、長きにわたる戦争を終えた世界を舞台にしたファンタジー作品である。カレクティア半島の三国は300年近く領土戦争を繰り広げ、疲弊していたが、和平条約が締結され、国家再建と平和回復の道が拓かれた。かつて「戦場の英雄」と称えられた大魔導士ユレスと剣士カルカは、王都から離れた小さな村の森で隠遁生活を送っていた。広場恐怖症を患うユレスをカルカが案じながら日々を過ごす中、森で迷子になった幼い兄妹と出会う。ユレスは子供たちの首の後ろに奇妙な模様を発見し、この出会いが彼らの平穏な日常を大きく揺るがすことになる。