小倉唯・大西亜玖璃が主題歌を担当、追加キャスト3名も明らかに
オープニングテーマ「Q.E.D.」を小倉唯が、エンディングテーマ「Goodbye Lullaby」を大西亜玖璃が担当することが発表された。
小倉唯はコメントの中で「主人公エリザベスの復讐の物語にインスパイアされた、エキセントリックなエッジと暗いビートが特徴のダンスチューン」と楽曲を紹介。さらに「展開とともに変化し続ける曲の構成にも注目してほしい」と語っており、ただのキャラクターソングにとどまらない仕上がりを予感させる。
大西亜玖璃は「この作品に出会っていなければ、歌っていなかったと思う」と語り、物語に深く向き合いながら収録に臨んだことを明かした。「終わり、あるいは決別のような感覚と、静かに距離を置くような冷たさ」を持つ楽曲と表現しており、エンディングの雰囲気がすでに気になるところだ。
追加キャストとして、池上久美子がミレイユ・カタリナ、小倉唯がルノア・カールトン(主題歌と兼任)、上原あゆみがミシャ・テイルをそれぞれ演じることも判明。主人公エリザベス・レイトン/エリー・レイスを演じる大西沙織とともに、個性豊かなキャスト陣が揃いつつある。
作品の見どころ――「ブチ切れ令嬢」の復讐劇とは
本作の原作はHJノベルズ(ホビージャパン)刊行のライトノベルで、著者はhagure metabo氏。コミカライズはoonoimo氏がHJコミックス「COMIC FIRE」にて連載中だ。
物語の主人公は、ハルドリア王国の宰相の娘・エリザベス・レイトン。将来の女王になるべく完璧な淑女として育てられた彼女は、婚約者から公衆の面前で一方的に婚約を破棄され、さらには投獄・誹謗中傷という理不尽な仕打ちを受ける。そこで彼女が下した決断は「この国に忠誠を誓うのではなく、むしろ叩き潰す」というものだった。侍女ミレイユの励ましを受け、魔導書の力を手に復讐へと歩み出す——というのが大筋だ。
近年の異世界・転生ファンタジーの中でも「婚約破棄もの」は一大ジャンルとして確立しているが、本作の特徴は令嬢が「やり返す」だけでなく「国ごと滅ぼす」という極端なスケールの復讐を志すところにある。タイトルに「ブチ切れ」と入っているだけあって、主人公の怒りと行動力がそのまま物語のエンジンになっている点は、原作ファンからも評価されているポイントだ。
アニメーション制作はStudio Comet、監督は葛谷直行氏、シリーズ構成は廣田光毅氏、キャラクターデザインは姉崎さやか氏が担当する。また、第1話の前半パートがAnime Expoのパネルにて世界初上映される予定であることも明らかになっており、国際的な注目度の高さもうかがえる。
主題歌・キャスト・スタッフと、放送に向けた情報が着実に出揃ってきた本作。7月の放送開始に向け、さらなる詳細情報が続々と解禁されることに期待したい。