白猫が悪を裁く、ハードボイルドアクション開幕

本作「路地裏のアイリス」は、白猫を主人公に据えたハードボイルドアクション漫画。2026年7月7日発売の別冊ヤングチャンピオン8月号(秋田書店)にて第1話が掲載され、連載がスタートした。

原作を手がけるのは施川ユウキ。作画は森野昼が担当している。

異色の組み合わせが生む新たな化学反応

原作の施川ユウキは、不条理ギャグ漫画の傑作「サナギさん」や、食とうつ病をテーマにした異色作「鬱ごはん」などで知られるベテラン作家だ。一筋縄ではいかない視点と、独特のユーモアセンスを持つ作家として根強いファンを持つ。一方、作画担当の森野昼は「ルナナイト」で注目を集めた新鋭で、繊細かつ表情豊かな絵柄が持ち味だ。

この二人がタッグを組んで描くのが「白猫が悪を裁く」というハードボイルドアクションというのは、なかなか意表を突いた設定である。施川ユウキの作風を知るファンであれば、一筋縄ではいかないストーリー展開や、どこかシニカルな視点が随所に顔を出すのではないかと期待せずにはいられない。猫という愛らしいモチーフと、ハードボイルドという無骨なジャンルの組み合わせが、どのような化学反応を生み出すのか。

別冊ヤングチャンピオンは青年向け漫画誌として幅広いジャンルの作品を擁しており、本作のような実験的な組み合わせの新連載も受け入れる土壌がある。第1話がすでに掲載されているだけに、まずは誌面で実際の雰囲気を確かめてみたいところだ。今後の展開や単行本化の情報など、続報が待たれる。