「望まれぬ花嫁」が、まさかの溺愛展開へ
別所燈原作、遠香友望作画によるコミカライズ作品「退魔師の望まれぬ花嫁」が、集英社の女性向けマンガアプリマンガMeeにて本日7月7日より連載をスタートした。
タイトルに「望まれぬ花嫁」と銘打たれている通り、主人公は誰からも歓迎されない形で嫁ぎ先へと送り込まれる境遇からスタートする。しかしそのタイトルに反して、物語が進むにつれ「溺愛」へと転じていくというギャップが、本作最大の読みどころのひとつとなりそうだ。
大正×退魔×ロマンスという組み合わせの妙
本作の舞台は大正時代。和洋折衷の文化が交差し、近代化と伝統が混在するあの時代を背景に、退魔師という和風ファンタジー要素が絡み合う設定は、近年の女性向けマンガシーンでも注目を集めるジャンルだ。袴や着物が映える大正ロマンの雰囲気と、妖や霊を相手にする退魔師という職業の組み合わせは、華やかさと緊張感を同時に楽しめるポテンシャルを持っている。
「望まれない花嫁」という出発点は、いわゆる「政略婚」や「訳あり婚」系のロマンス作品の王道でもある。それが退魔という非日常的な世界観と組み合わさることで、単なる恋愛ものにとどまらない物語になりうるのが期待を高める。ヒーローが退魔師であるなら、主人公を取り巻く危険や謎も当然絡んでくるはずで、溺愛に至るまでの道筋にどれだけのドラマが詰め込まれているかが気になるところだ。
マンガMeeで読める、今チェックすべき新連載
マンガMeeは集英社が運営する女性向けマンガアプリで、「花とゆめ」「りぼん」「マーガレット」など同社の人気誌の作品を多数配信している。新連載のスタート地点としては、多くの読者の目に触れやすい環境といえる。
原作の別所燈、作画の遠香友望という座組がどのような化学反応を見せるのか、連載が進むにつれてキャラクターの掘り下げや世界観の広がりにも期待したい。「望まれぬ」という状況がどのように覆され、主人公がどんな形で愛されていくのか——その過程こそがこの手の作品の醍醐味であり、今後の展開から目が離せない。