メイド服に憧れる"虎"の物語、ビームで幕開け
7月10日発売の月刊コミックビーム8月号(KADOKAWA)にて、たこまっちょによる新連載「虎はメイドに牙がたたない」がスタートした。前作「お憑かれさま、黒瀬くん」で独自の世界観と笑いのセンスを見せたたこまっちょが、今度はメイド服というテーマを軸に、新たな物語を紡ぎ出す。
タイトルの「虎」と「メイド」という組み合わせが、すでに読者の想像力をかき立てている。いかにも強そうな"虎"的存在が、メイド服の前では牙を失ってしまうというギャップが物語の核心にありそうで、コメディとして大きなポテンシャルを感じさせる。
たこまっちょという作家の魅力
たこまっちょといえば、「お憑かれさま、黒瀬くん」で霊感体質の主人公と職場の幽霊たちが繰り広げる日常を描き、独特のテンポ感とキャラクターの愛らしさで読者を獲得してきた作家だ。ホラーとコメディを絶妙に混ぜ合わせる筆致が持ち味で、今作でも一筋縄ではいかない設定の料理の仕方に期待が集まる。
月刊コミックビームは、尖った作風の作家を積極的に起用してきた雑誌として知られており、たこまっちょとの相性は決して悪くない。むしろ、この雑誌だからこそ生まれる化学反応があるかもしれない。
メイド服に憧れる男子高校生という設定は、扱い方次第で単なるギャグにも、繊細な自己表現の物語にもなりうる。たこまっちょがこのテーマをどう掘り下げていくのか、第1話の内容とともに今後の展開が非常に気になるところだ。続報や単行本化の情報にも引き続き注目していきたい。