霊幻とモブが帰ってきた——10周年記念アニメの内容
舞台は「霊と等の相談事務所」。霊幻新隆、影山茂夫(モブ)、エクボ(ディンプル)、そして塩中学校テレパシー部の元部長・倉田留美が登場する。何でもない日常の一コマから始まるが、ある予期せぬ事件が起きて霊幻が大ピンチに陥る——というのが大まかなあらすじだ。
キャラクターデザインを手がけた亀田祥倫は、記念イラストとともに本作への思いを語り、「原作スタッフのほぼ全員が再集結して制作した」と明かした。また、第1話を見返したことで改めてモブサイコ100のビジュアルスタイルの独自性を実感したとも述べている。
モブサイコ100とはどんな作品か
モブサイコ100は、ONE原作のマンガを原作とする作品。主人公の影山茂夫(通称「モブ」)は、強大な超能力を持ちながらも感情を抑えて普通の生活を送ろうとする少年だ。感情のメーターが100%に達したとき、内に秘めた力が一気に解き放たれる——というギミックが物語の核心になっている。
アニメはスタジオ・ボーンズが制作し、第1期が2016年夏に放送。2019年の第2期を経て、第3期で6年以上にわたる物語に幕を下ろした。スコア8.40という高評価が示すとおり、アクション・コメディ・心理描写が高い次元で融合した作品として、幅広いファンから支持されている。
なぜこの短編が特別なのか
テレビアニメ第1期の放送開始が2016年7月だったことを踏まえると、今回の発表はまさに10年という節目に合わせたものだ。5月12日のモブの誕生日から続いてきた周年プロジェクトの一環として、このショートフィルムが位置づけられている。
注目したいのは、「ほぼ全員が再集結」という言葉の重さだ。シリーズが完結して数年が経過した後も、これだけのスタッフが一堂に会して新作を作り上げたという事実は、制作陣のこの作品への愛着を如実に示している。原作ファンにとっては、見慣れたキャラクターたちが同じ温度感で動いていることに、純粋な喜びを感じられるはずだ。
今後も10周年プロジェクトの続報が出てくる可能性は十分にある。モブサイコ100の新たな動向から目が離せない。