バーベキュー好きカップルの日常を描いた大人の恋愛マンガ
「焼いてるふたり」は、2020年より連載がスタートした恋愛マンガ。アウトドアバーベキューを共通の趣味に持つ男女が、食を通じてゆっくりと距離を縮めていく様子を丁寧に描いた作品だ。主人公ふたりの関係性はもちろん、作中に登場するバーベキューの描写がリアルかつ食欲をそそると読者から高い評価を受けてきた。恋愛要素だけでなく、アウトドアグルメの知識も自然に盛り込まれており、バーベキュー好きにとってはたまらない一作でもある。
5年間の連載に幕——完結が持つ意味
今週木曜日をもって最終回が掲載される形となり、約5年間の連載に終止符が打たれる。長期連載ではないものの、じっくりと関係性を積み上げてきた作品だけに、最終回でふたりの関係がどのような着地を見せるのかは多くの読者にとって最大の関心事だろう。
大人の恋愛を扱った作品は、派手な展開よりも「日常の積み重ね」で読者を引きつけるものが多い。「焼いてるふたり」もまさにその系譜にある作品であり、完結という形でふたりの物語に区切りがつくことは、読み続けてきたファンにとって感慨深いニュースに違いない。最終巻の発売や、コミックスとして読み返したときの物語全体の流れにも改めて注目したいところだ。
完結後の単行本展開など、続報にも引き続き目を向けておきたい。