マンガ版の歩み
マンガ版は2023年に連載開始。原作の持つ甘口なロマンスと、聖女と国王という身分差のある恋愛模様をビジュアルで楽しめる作品として読者を獲得してきた。連載期間を経て、このたびめでたく完結という運びとなった。
作品について
本作は、聖女が「甘やかしてくれる優しい旦那様」という条件を掲げて伴侶を募集したところ、なんと国王陛下自らが立候補してくるという、ユニークな設定が魅力のラブファンタジー作品だ。異世界ロマンスの中でも、強引な展開ではなく「溺愛系」と呼ばれる穏やかで甘い関係性を軸に据えているのが特徴で、ほっこりとした読み心地が支持を集めてきた。
身分差ありの恋愛でありながら、ヒロインがしっかりと自分の希望を持ち動いていく姿は、現代の読者にとっても共感しやすいポイントだろう。原作小説から続く世界観をマンガという形式で丁寧に描いてきた本作が、どのような結末を迎えたのかは、ぜひ実際に読んで確かめてほしい。
完結したことで全巻まとめ読みもしやすくなった今、未読の方にとっては絶好の機会でもある。今後は原作小説側の動向や、アニメ化などのメディア展開にも注目していきたい。