雨穴の同名小説を原作に、相羽紀行がコミカライズを手がけてきた「変な絵」が、ついに完結を迎えた。最終話の先行配信はコミックシーモアで本日よりスタートしており、単行本は双葉社より刊行されている。
「変な絵」とはどんな作品か
「変な絵」の原作は、ホラー作家・雨穴による同名小説。SNSで拡散された一枚の不気味な絵をめぐって、次々と明らかになっていく失踪事件の真相を追うミステリー・ホラー作品だ。雨穴といえば、独特の語り口と緻密に張り巡らされた伏線が持ち味で、前作「変な家」も大きな話題を呼んだ。マンガ版では相羽紀行がビジュアル面を担当し、原作の不穏な空気感を丁寧に映像的な演出へと落とし込んできた。
連載完結が意味すること
ミステリー作品のコミカライズにおいて、最終話の着地点は読者にとって最大の関心事だ。原作小説を読んでいるファンにとっては「あのシーンがどう描かれるか」が焦点になるし、マンガから入った読者にとっては純粋に謎の答え合わせの場となる。雨穴作品は構造的な驚きが売りだけに、相羽紀行がそのどんでん返しをどのようなコマ割りと演出で表現したか、最終話を手にした読者の反応が気になるところだ。
また、「変な家」に続いて「変な絵」もマンガ化という形でメディア展開が進んできたことで、雨穴ワールドの広がりは着実に加速している。完結を機に、次なるメディアミックスの動向にも注目が集まりそうだ。最終話の単行本収録や関連情報の続報を、引き続き追っていきたい。