読み切りの反響を経て、いよいよ連載へ

瀬戸涼子の新連載「終電過ぎたら何して遊ぶ?」が、7月17日発売のヤングガンガンNo.15(スクウェア・エニックス)にて正式にスタートした。本作はもともと読み切り作品として掲載され、読者からの好評を受けて連載化が決定した経緯を持つ。第1話は巻頭カラーという好待遇での登場となり、編集部からの期待の高さも伝わってくる。

終電後の夜が、二人の距離を縮める

タイトルが示す通り、本作は「終電を逃した後」という状況を軸に展開するラブコメディ。同期の男女が主人公で、終電後の深夜という日常とも非日常ともいえる時間帯に繰り広げられる夜遊びを通じて、二人の関係が少しずつ変化していく様子が描かれると思われる。

職場の同期という設定は、読者が感情移入しやすい関係性のひとつだ。近すぎず遠すぎず、でも確かに積み重なってきた時間がある——そんな絶妙な距離感の男女が、終電という"リセットボタン"を失うことで生まれるドキドキは、ラブコメとして非常に筋がいい題材といえる。深夜の街を舞台にした独特の空気感が、物語にどんな色を加えていくのかも気になるところだ。

読み切りが連載化に至るというのは、作品のポテンシャルを編集部と読者の両方が認めた証でもある。ヤングガンガンはこれまでも多くの人気作を輩出してきた雑誌だけに、本作がどこまで羽ばたくか、今後の展開に注目したい。