プロフィール
小倉宏昌は、日本のアニメーション美術監督である。1977年に小林プロダクションに入社し、小林七郎の下で美術監督の基礎を学んだ。1983年に退社し、大野広司、水谷利春と共にスタジオ・フガを設立。その後、Production I.G.に自身の「小倉工房」を設立し、後進の美術監督を育成している。Production I.G.において、最も著名な美術監督の一人として、現在も重要な存在であり続けている。 小倉のスタイルは、小林と同様に、堂々とした建築物、周囲の色、そして伝統的な日本のアイソメトリックな視点に対する西洋的な視点に根ざしている。小倉の背景は通常、都市を舞台とし、彩度を抑えた色彩で、暖色よりも寒色を多く使用する。『王立宇宙軍 オネアミスの翼』には、小倉の幻想的でヨーロッパ的な小林の影響が容易に見られ、その後の作品は、地方を舞台とした『フリクリ』においても、明らかに都会的な雰囲気を保っている。