あらすじ
ファンタジーロマンス作品「それでも世界は美しい」は、雨を呼ぶ能力を持つ雨公国の第四王女ニケ・ルメルシエが、太陽王国の若き太陽王リヴィウス一世との政略結婚を強いられる物語である。ニケは自らの意思に反し、国のために見知らぬ王との婚姻を受け入れる。即位からわずか3年で世界を征服したと噂されるリヴィウスは、実際に会ってみるとまだ年若い少年であった。彼は些細な理由でニケに雨を降らせるよう命じるなど、傲慢な振る舞いを見せる。ニケは当初、リヴィウスの態度に戸惑いを覚えるものの、次第に彼の内面に触れ、二人の間にはやがて確かな絆が育まれていく。