あらすじ
「岬のマヨイガ」は、居場所を失った少女たちが、不思議な老婆との出会いをきっかけに新たな居場所を見つける物語である。 17歳の家出少女ユイと、家族を失い声も出せなくなった8歳の少女ヒヨリは、行くあてもなく途方に暮れていた。そんな二人の前に、不思議な老婆キワが現れる。キワは、海を見下ろす古民家「マヨイガ」で暮らすことを二人に勧める。成り行きでキワと共にマヨイガでの生活を始めたユイとヒヨリは、迷い込んだ旅人を守るとされる伝説の家と、キワの温かいもてなしに少しずつ安らぎを感じ始める。傷ついた少女たちの心は、マヨイガでの日々を通してゆっくりと癒されていく。しかしある日、キワが「フシギット」と呼ぶ奇妙な生き物たちが、マヨイガの周囲に現れ始める。