あらすじ
高校に入学した小谷冠木は、これまで通り友人と行動を共にし、目立たずに静かに過ごそうと考えていた。吃音を持つ彼にとって、目立つことは事態を悪化させるだけだと考えていたからだ。しかし、彼は同級生のワンダ光が、まるで誰の目も気にしていないかのように自由に踊る姿を目撃する。その姿に心を奪われた冠木は、自分も彼女のような自由を手に入れることができるのかと疑問を抱き始める。ワンダに近づくため、彼はこれまで考えもしなかった行動に出る。ダンス部への入部を決意したのだ。どんなことでも、最初の一歩が肝心だ。冠木とワンダが、ダンスを通して新たな世界と向き合い、自分自身を表現していく青春群像劇が描かれる。