あらすじ
異銀河から飛来した自律型恒星間物体がもたらした3つの啓示は、人類に未曾有の繁栄をもたらし、太陽系全域への進出を可能にした。 重力制御。超光速通信。認識物質化。しかし、その発見から10年も経たないうちに、これら3つの啓示をもたらした物体は突如として暴走し、攻撃的かつ自己増殖する生態系を生み出した。 人類はこの未知の生態系を「黙示録(アポカリプス)」と呼ぶようになった。 3ヶ月にわたる激闘の末、人類は地球軌道上でアポカリプスを食い止めた。地球の放棄を余儀なくされた人類は、その年をA.A.(After Apocalypse:黙示録後)1年と定めた。 A.A.45年、月やスペースコロニーで生まれた子供たちは、アポカリプスのない世界を知らずに育った。 そして月の表面で、レイ・アズミという名の少年が目を覚ます――