あらすじ
桜井夕月は、触れた相手の感情や心の闇、そしてその原因までをも感じ取ってしまう不思議な能力を持つ孤児である。幼い頃に現在の家である朝陽学園の近くで発見された夕月は、誰にも迷惑をかけず自立することを強く望んでいた。しかし、その特殊な能力が、彼が誰かの重荷になることをほぼ不可能にする。夕月は、苦しむ人々に共感しようとするあまり、しばしば無神経な行動に出てしまうことがあった。そんな中、彼のもとに殺害予告が届き、能力は著しく増大していく。さらに、自身の兄だと名乗る謎の男が現れたことで、夕月の運命は大きく動き出す。