あらすじ
怪異譚「化物語」シリーズの一篇である「猫物語(黒)」は、主人公・阿良々木暦と、彼が特別な感情を抱くクラス委員長・羽川翼にまつわる物語である。ゴールデンウィーク直前、暦は顔に包帯を巻いた羽川と遭遇する。この出来事をきっかけに、暦は羽川家の抱える問題を知るが、翼は誰にもその事実を話さないよう懇願し、口止めのためならどんなことでもすると告げる。 暦は家族の事情については伏せたまま、その日に翼と共に車に轢かれた「猫」を埋葬したことを、怪異の専門家である忍野メメに相談する。メメは暦に対し、すぐに羽川の安否を確認するよう促す。羽川の家へと向かった暦がそこで目にしたものは、想像を絶する光景であった。ここから、悪夢のような9日間のゴールデンウィークが幕を開ける。