あらすじ
『ぎんぎつね』は、江戸時代から続く小さな稲荷神社を舞台に、狐の精霊・銀太郎と、その神社を継ぐことになった少女の交流を描くファンタジー作品である。銀太郎は、神社の祭神の使いとして、長きにわたりその土地と人々を見守り続けてきた存在である。 主人公の冴木まことの一族は、古くから神の使いである「お使い様」の姿を見ることができる特殊な能力を受け継いでいる。しかし、この能力は一族の中でただ一人、生きている者だけにしか継承されないという特性を持つ。まことが幼い頃に母親を亡くしたことで、彼女がその能力を受け継ぐこととなり、お使い様である銀太郎と出会う。口が悪く気難しい銀太郎と、明るく前向きなまことは、性格や考え方の違いに戸惑いながらも、互いに協力し、神社の巫女として、またお使い様として、地域の人々の様々な悩みや問題を解決していく。