料理人の竜蔵は、10年に一度の栄誉である包丁賞に選ばれるが、同僚の辰蔵の嫉妬と妨害によって名誉を失い、自ら命を絶つ。さらに辰蔵は、竜蔵の妻お藤と弟子の乙松までも死に追いやる。これは、料理界を舞台にした復讐と悲劇の物語である。