「ここにあるだけの記憶を煙にからませて」は、紛争を避けて様々な国の人々が暮らしていた星華寮を舞台にした物語である。焼失したその建物に、ホームレスの老人・古来から住むように頼まれた今井は、そこで様々な光景を目にする。