あらすじ
「ウルトラビギス」は、1960年代半ばに東京日の丸文庫(光伸書房)から刊行された貸本漫画「ウルトラ怪獣シリーズ」の一作である。このシリーズは全4タイトルで構成され、作者は円谷一平名義だが、これは貸本漫画界の著名な作家である橋本勝次のペンネームである。橋本勝次は、戸月書房の『幽霊患者』や『二幕目吉』といった作品や、エロ漫画家・イラストレーターとしても知られ、水木プロの主要な才能の一人でもあった。シリーズ名や作者名から特定の有名特撮シリーズを意識したものであるかは不明だが、貸本漫画の世界が持つ混沌と活気、そしてそこから生まれる特異な魅力が凝縮された稀有なコレクションといえる。